プエルトモン周辺
【ALREDEDOR DE PUERTO MONTT】

 第10州ロス・ラゴス州の州都プエルトモンとその周辺は,州名のとおり数多くのラゴ(湖)が点在する風光明媚な土地です。豊かな森林と湖の織り成す自然美は多くの人々を魅了し,チリ国内はもとより隣国アルゼンチンや遠くアメリカ・ヨーロッパからも観光客が訪れます。緑の丘に可愛らしい家々が点在する様子はとても牧歌的で,南米というイメージからはかなり遠いものがあるように思います。
 プエルトモンはまた,この地域で捕れる様々な海産物の一大集積地で,新鮮な魚や貝類を心行くまで楽しむことができます。

 
海に張り出したカラフルな家々です。

 プエルトモンの南西にチリで一番大きい島チロエ島があります。ここは古い教会が多く,手つかずの大自然とともに世界遺産に登録されています。チロエ島の中心地カストロには海に張り出した家が見られ,この地方独特の作りとされています。カラフルにペイントされたその姿は絵葉書にもなっています。

 

 プエルトモンの北東に,優雅な円錐形の曲線美を誇る明峰オソルノ火山があります。見る角度では富士山そっくりで,周りに山がないのも同じです。写真は,この地方有数の景勝地ペトロウエの滝からの眺めです。大小多くの滝とオソルノ山の組み合わせはとても見事で,ガイドブックにもよく載っている景色です。                 

ペトロウエの滝から見たオソルノ火山です。
 
ドイツ風の家が建つフルティジャールの町並みです。

 プエルトモンの北50キロ,チリ最大の湖ジャンキウエ湖のほとりにフルティジャールという小さな町があります。ここはドイツ人が入植して築いた町で,ドイツ風の建物が多くあり,ドイツ語の看板も見られます。レストランのおばさんのスペイン語も,どこかドイツ語なまりが感じられます。山手側にあるフルティジャール博物館では,展示物などから入植当時の様子をしのぶことができます。  

 

 右の写真は,ジャンキウエ湖の西にあるプエルトオクタイの入り江から撮ったものです。オソルノ山を遠くに抱く景色は絵のように美しく,しばらくは止めた足を動かすことができません。どことなく日本的な風景で,見ているうちに大いに郷愁を覚えることになります。                   

どこか日本的なプエルトオクタイの入り江からの眺めです。

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